今日の株式見通し=もみあい、上値追いの材料なく方向感に乏しい展開

2008年 05月 14日 08:10 JST
 
記事を印刷する |

 [東京 14日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均はもみあいになるとみられている。先物主導ではあるものの、前日まで2日続伸となった後で一服感が出る一方、1万4000円から上値を追う買い材料が見当たらないためだ。

 市場では「前日の米国株式が高安まちまちだったことを受けて、寄り付き小安く始まった後は方向感がなくもみあいとなりそうだ」(新光証券シニアテクニカルアナリスト 三浦豊氏)との声が出ている。

 日経平均の予想レンジは、1万3800─1万4100円。

 13日の米国株式市場はダウとS&Pが反落。原油価格が過去最高値を更新したことでインフレ懸念が一段と高まったという。バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長が、金融市場は依然として問題を抱えているとの認識を示したことも圧迫材料となった。

 新光証券の三浦氏は「前日の日経平均が後場に上値を伸ばしたのは、米国市場が上昇するとの期待もあったのではないか」と指摘。期待が外れたため、朝方は売り先行になるとみている。

 きょうの国内株式は15日の決算発表ピークを控えて、模様眺めムードが出やすいとの見方となっている。「1万4000円をトライする場面はあっても、決算ピークが終わるまで一段高の展開となる可能性は小さい」(明和証券シニア・マーケットアナリスト 矢野正義氏)との声が出た。

 業種別では、足元で為替が1ドル104円台後半まで円安が進んでいることや、米原油先物がイランが減産を検討していると表明したことを受けて1バレル=127ドルに迫ったことを受けて、輸出関連株や石油関連株が物色の中心になりそうだという。

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

 
 

編集長のおすすめ

ロイターオンライン調査

Photo
海外旅行
飛行機で国内旅行
マイカーで国内旅行
電車で国内旅行
遊園地やショッピングなど近場で過ごす
どこへも行かない
その他