ユーロ/ドル下落を歓迎=ユーログループ議長
[ブリュッセル 14日 ロイター] ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長は13日、同会合後に会見し、ユーロ圏財務相は最近のユーロ/ドルの下落を歓迎する、と述べる一方、過度の為替変動は望ましくないとの認識をあらためて示した。
フランスのラガルド経済財務雇用相は、ユーロは依然として過大評価されているとの見方を示した。
ユンケル議長は「われわれは、ここ数日は以前よりも良い方向に向かっているとの印象を持っている」としたうえで、「以下の点を繰り返す必要がある。過度な変動は望まない、急激な為替変動は望まない、金融市場が短期的な情報を過度に重視することは望まない」と発言。
「きょうはこれ以上、為替について話す理由はない」と述べた。
以前からユーロ高が輸出・経済成長を阻害していると主張していたフランスは、ユーロは依然として強すぎると表明した。
同国のラガルド経済財務雇用相は「現在の水準でさえ、多くの専門家は、ファンダメンタルズに対してユーロが大幅に過大評価されているとの見方をしている」と述べた。
同相によると、為替の専門家や欧州企業は、1ユーロ=1.55ドルの水準ではユーロは10─20%過大評価されていると分析している。
ただ、同相は最近のユーロ下落を歓迎するとも発言。「先の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)声明で為替に関する文言が修正されたことが効いているのだろう。声明の内容がよりよく理解されつつある」と述べた。
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