政府系投資ファンドからの米銀の資本調達はポジティブ=FRB議長

2008年 05月 16日 07:55 JST
 

 [ワシントン 15日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は15日、海外の政府系投資ファンド(ソブリン・ウエルス・ファンド=SWF)の資金により米大手銀行が大量に資本を増強していることについて「非常にポジティブだ」と評価した。

 議長はシカゴで行った講演で「米欧の金融機関は非常に素晴らしい規模の資本増強を行ってきた。SWFは早い段階からこれにかかわってきた。こうした状況は全体として非常にポジティブだ」と語った。

 「(SWFは)一般的にレバレッジのかかっていない寛容な資金を供給してきた。そういう資金が必要とされている。(出資先企業の)幅広い支配や経営権を求めず、銀行が通常水準の業務や貸し出しを再開するために必要なリスクマネーを供給してきた」と指摘した。

 議長は講演後の質疑応答で「われわれの銀行システムにこのような資金の調達源が存在するのは、非常に建設的だ」と語った。

 
 
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