米JPモルガン、ベアー傘下ファンドの大半を清算・分離へ

2008年 05月 16日 09:43 JST
 
記事を印刷する |

 [ニューヨーク 15日 ロイター] 複数の関係筋によると、米金融大手JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)は、来月のベアー・スターンズBSC.N買収完了後に、ベアーの資産運用部門が運用するファンドの大半を清算もしくはスピンオフする。

 ベアーの資産運用部門ベアー・スターンズ・アセット・マネジメントは、従業員400人、2月末時点の運用額は390億ドル。

 JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は12日、「ベアーの資産運用部門のかなりの部分」を閉鎖するとの見通しを示している。

 関係筋によると、ベアーの資産運用部門の従業員の約3分の1には、JPモルガン側から雇用が提示される見通し。運用成績の良い一部のファンドは、運用チームにスピンオフする。

 ロンドン、香港にあるプライベート・クライアント・ブローカレッジ部門は今後2カ月かけて閉鎖する。ロンドンではブローカー10人とサポートスタッフ、香港では8人前後が解雇される見通し。

 運用成績の悪いファンドは閉鎖・清算する。JPモルガンの資産運用部門に移管されるファンドは少数にとどまるという。

 JPモルガンとベアーはコメントを控えるとしている。

 
 
Photo

編集長のおすすめ

  • ニュース
  • 写真
  • ビデオ

ロイターオンライン調査

Photo
事業規模11兆円は十分な規模。定額減税も盛り込み評価できる。
減税などの対策で国の借金が増えるようであれば逆効果。「安心実現」とは言いがたい。
不十分。政府にはもっと予算をつぎ込んで追加的景気対策を講じて欲しい。