日経平均が続伸、利食い売りに押され伸び悩む

2008年 05月 16日 11:37 JST
 

 [東京 16日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は続伸となったものの、前日まで4日続伸となったことや週末ということもあり、利益確定売りに押されて伸び悩んだ。ただ、下値は底堅く、海外投資家の買い姿勢が続いているとの指摘が出ている。

 TOPIXは1400ポイントを維持した。 

 午前の東証1部の売買代金は1兆2239億円だった。業種別では海運や鉄鋼、銀行の上昇が目立った。空運やサービス、小売は軟調。

 前場の東証1部騰落は、値上がり767銘柄に対して値下がり833銘柄、変わらずが113銘柄だった。  

 日経平均は4日続伸を受けて短期テクニカル指標が過熱圏に入ったとみられている。「投機筋のプログラム売りが出て上値を抑えられた」(銀行系証券)、「1─3月国内総生産(GDP)が発表され材料出尽くしとなった」(国内証券)などの観測が相次いだ。

 ただ、連騰の後の週末で、ある程度の調整は想定の範囲内。逆に、海外勢は全般的に買い越し姿勢を続けているようで、下値は底堅いという。市場筋によると、きょうも欧州系資金が金融セクターを中心にバスケット買いを入れていた。

 明治ドレスナー・アセットマネジメントのトレーディング部長 若林仁氏は、海外投資家が日本株を持たざるリスクを意識しているとみる。「金融不安や過度の景気後退懸念後退を受けて、リスク許容度が高まっている」(若林氏)と述べた。

 個別銘柄では、15日の決算を受けたみずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)など、大手銀行株がしっかり。新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)などの鉄鋼株も買われた。  続く...

 
 
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