米ワコビア、シティのヘッジファンドへの投資で多額の損失

2008年 05月 20日 14:34 JST
 

 [ニューヨーク 19日 ロイター] 米銀行4位ワコビアWB.Nは19日、米金融大手シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)傘下のヘッジファンドへの投資で多額の損失を計上したと発表した。米銀行フィフス・サード・バンコープ(FITB.O: 株価, 企業情報, レポート)も、同ファンドへの投資で損失が発生したと4月の裁判で明らかにしている。

 ワコビアの広報担当者、クリスティ・フィリップス・ブラウン氏は、同行が今月開示した3億1500万ドルの評価損の計上は、シティのファルコン・ストラテジーズ・ヘッジファンドへの投資に関連したものだと明らかにした。

 ワコビアは、保有する生保のポートフォリオを通じてこの投資を行った。

 フィフス・サードは4月17日の提訴の際、ファルコンに6億1200万ドルを投じたことを明らかにしており、保有する生保のポートフォリオを管理するオランダ保険会社エイゴン(AEGN.AS: 株価, 企業情報, レポート)の子会社から3億2300万ドルを回収することを目指している。

 シティ、エイゴン、フィフス・サードのコメントは得られていない。

 19日付の米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は関係筋の話として、ファルコンへの投資で多額の損失を被った第3の銀行が存在すると、銀行名を明示せずに伝えた。

 
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