ホンダがハイブリッド戦略を加速、09年初めに専用車発売
[東京 21日 ロイター] ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は21日、2009年初めに日米欧でハイブリッド専用車を発売すると発表した。小型車「フィット」にもハイブリッドモデルを追加し、4車種を取り揃えて2010年代に年間50万台の販売を見込む。
環境技術の柱としてハイブリッド戦略を加速し、本格普及を目指す。
ハイブリッド専用車は09年初めに発売し、年間20万台の販売を目指す。5人乗りの5ドアで、外観は次世代燃料電池自動車「FCXクラリティ」に似たものになるという。
さらにスポーツカー「CR─Z」をベースにしたスポーツタイプのハイブリッド車を投入するほか、「フィット」にハイブリッドモデルを追加。すでに投入している「シビック」のハイブリッドモデルと合わせ、年間50万台の販売を見込む。
会見した福井威夫社長は「イメージ先行でとられがちな現在のステージから、本格的な普及に向けた新しいステージに移行させていく」と語った。
本格普及を支えるため、三重県の鈴鹿製作所にモーターを生産する新ラインを増設し、08年末に稼動する。既存ラインに比べて時間あたりの生産量が2倍以上に向上し、生産能力は現在の7万台から25万台に増える。福井社長は「ハイブリッド車がビジネスとして健全に成立する体制の構築が可能になる」と述べた。ハイブリッド車の価格差は、同モデルのガソリン車の20万円以内に抑える。
さらにホンダは、次世代燃料電池自動車「FCXクラリティ」を08年7月から米国でリース販売することも発表した。日本では08年秋にリース販売を開始する。日米合わせた販売台数は、3年間で200台程度を想定している。
このほかホンダは、埼玉県に建設中の小川エンジン工場と寄居四輪工場の投資額が約1580億円になると発表。新しい生産技術を導入するほか、エネルギー効率を高めるなどし、ホンダが世界各地で展開する生産拠点のモデル工場にする。
(ロイターニュース 久保 信博記者)
© Thomson Reuters 2008 All rights reserved.
















