米株市場は急反落、失業率の大幅悪化や原油急騰で

2008年 06月 7日 09:46 JST
 

 [ニューヨーク 6日 ロイター] 米国株式市場は急反落。5月の米失業率が大幅に悪化したことや原油価格が最高値を更新したことを受け、米経済が1970年代型のスタグフレーションに直面するとの懸念が高まった。

 ダウ工業株30種は394.64ドル(3.13%)安の1万2209.81ドル。2007年2月以来の大幅な下げ。全銘柄が値下がりした。ナスダック総合指数は75.38ポイント(2.96%)安の2474.56。S&P総合500種指数は43.37ポイント(3.09%)安の1360.68。

 5月の米雇用統計は、失業率が5.5%と2004年10月以来の水準に上昇。前月の5%から0.5%ポイント上昇し、22年ぶりの大幅な伸びとなった。非農業部門の雇用者数も5カ月連続で減少した。

 こうしたなか、米原油先物は11ドル近く上昇し、1日の値上がりとしてはドル建てで過去最高を記録した。

 カナコード・アダムズ(ニューヨーク)の米株式トレーディング・マネージング・ディレクター、デイブ・ロベリ氏は、最悪の経済環境とし、スタグフレーションと考えてもおかしくないとの見方を示した。

 雇用統計を受け優良株が売られた。米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N: 株価, 企業情報, レポート)が3.4%安。ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)は5.4%の値下がり。

 金融サービス株も軟調。保険のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)が6.8%安、JPモルガン・チェース(JPM.N: 株価, 企業情報, レポート)が4.8%下落。

 消費関連ではウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)が2.4%安。原油高騰で航空株も売られ、UAL(UAUA.O: 株価, 企業情報, レポート)は14.5%安と急落した。

 
 
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