日本水連が北京代表の水着自由化、スピード社製を解禁

2008年 06月 11日 06:34 JST
 

 [東京 10日 ロイター] 日本水泳連盟は10日、北京五輪の日本代表が着用する水着について、どのメーカーの製品でも選手が自由に選択できることに決めたと発表した。

 これにより、代表選手は、先週末のジャパン・オープンでの相次ぐ日本新記録で注目された英スピード社製水着「レーザー・レーサー」を北京で着ることが可能になった。

 日本水連の林利博会長は、記者会見で「北京五輪で最高の成果を挙げるため、代表選手1人1人が北京では希望する水着を選べる、いわゆるオープン化することに決定した」と述べた。

 五輪代表選手は日本水連が水着提供契約を結んでいるミズノ、デサント、アシックスの国内3社の水着を着ることになっていたが、海外でスピード社製水着を着用した選手が世界新を相次いで樹立したほか、今月6─8日に行われたジャパン・オープンで出た17個の日本新記録のうち16個がスピード社製水着を着た選手によるもので、選手やコーチから水着の自由化を望む声が高まっていた。

 上野広治競泳委員長は「選手がこれだけ望んでいるものを連盟が門戸を開いた。自分の後悔のないような水着を選択できるのはベストな状況」と説明した。また「自由選択するということなので、終わった後に水着のことで(選手に)言い訳をさせません」と語気を強めた。  

 <メーカーとの個人契約や所属の問題>

 しかし、国内メーカーに所属していたり、メーカーと個人契約を交わしている選手の中には、スピード社製水着を選択することが難しいケースも想定される。日本水連の佐野和夫専務理事は、今回の決定については「国内3社から全面的に賛成してもらった」としたうえで、「個人と会社の契約なので最初から水連が入っていくことはできないし、そういう意図もない。個人的に解決してもらうのが第一」と述べた。また、上野委員長は「各選手には担当のコーチがいるので、コーチが間に入るべきだ」と主張した。

 競泳界のエース、北島康介はジャパン・オープン開催中にスピード社製水着を着用し、世界新1個を含む日本新記録3個を樹立。200メートル平泳ぎでは従来の記録を一気に0秒99縮める世界新をマークし、「水着もそれなりにいい役割を果たしてくれている」と認めた。  続く...

 
 
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