インタビュー:海外売上高は5年以内に2000億円、M&Aも=アサヒ社長
[東京 13日 ロイター] アサヒビール(2502.T: 株価, ニュース, レポート)の荻田伍社長は13日、ロイターのインタビューで、海外売上高を2007年12月期の554億円から2000億円程度まで高めたいとの考えを示した。連結海外売上高比率は、現行の4%弱から12.5%程度に高まることになる。
こうした目標達成に向けては「自力だけでは無理」とし、M&Aや提携を含めて考えていることを明らかにした。
<SABECOへの出資、正式要請あれば検討>
荻田社長は、海外売上高について「2000億円程度になってほしい」と述べた。海外売上高が2000億円となる時の連結売上高は1兆6000億円程度を想定しており、海外売上高比率は、現行の4%弱から12.5%程度に高まることになる。これを達成する時期については「スピードが要求される。5年も10年もかからない」とした。
中国におけるビール市場は、競争激化と原材料高により、販売数量は伸びるものの、利益が圧迫されているという。中国事業の黒字化については、当初掲げていた2009年から1年遅れ「2010年にめどを付けたい」と述べた。
ベトナム政府は、ビール・飲料の最大手であるサイゴンビールアルコールビバレッジ(SABECO)株の一部放出を検討している。荻田社長は、まだ正式な要請がないとしたうえで「話があれば、前向きに考えたい」と積極的な姿勢を示した。
<M&A資金、D/Eレシオ0.7が限度>
M&Aや提携に活用する資金については「キャッシュフローの範囲だけではない」とし、必要に応じて借り入れを行う可能性もあるとした。ただ「現在D/Eレシオは0.65程度だが、0.7が限度。これ以上借り入れが膨らむと、格付けに影響する」とし、財務面への配慮も行いながら進めるという。 続く...
雇用なき回復の可能性も
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