ホンダが燃料電池車を量産へ、3年で約200台の販売見込む
[高根沢町(栃木県) 16日 ロイター] ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は16日、新型燃料電池車の量産第1号車が栃木県の工場で完成したと発表した。従来よりも燃料電池を小型化したほか、製造ラインの自動化も進めてコストを削減。実用化に近づけた。
米国で今年7月から、日本でも秋からリース販売する予定で、日米合わせて3年間で約200台の販売を見込む。
<米国人女優など5組が購入を決定>
同社の福井威夫社長は、新型車を生産する栃木県の高根沢工場でロイターなどの取材に応じ「これまでは化学プラントを作っている感じだったが、実用化が視野に入ってきた」と語った。
ホンダにとって3代目となる燃料電池車「FCXクラリティ」は、業界初のセダン型。今までの燃料電池車は大型SUV(スポーツ用多目的車)が中心だったが、ホンダは発電装置の燃料電池スタックや、補助電源のリチウムイオン電池など基幹部品を小型化し、セダン型を実現した。
燃料となる水素の貯蔵タンクも高圧化で容量を増やし、一回の充てんによる走行距離は620キロと、ホンダの従来型燃料電池車より3割長くなった。最高時速も160キロとガソリン車並み。
ホンダはFCXクラリティを、まずは米国で7月からリース販売する。価格は月600ドルでリース契約を3年間結ぶことが条件。すでに米国の映画監督や女優など5組の顧客が契約を済ませた。今年秋からは日本にもリース契約車を投入し、今後3年で200台程度を販売する。
<10年以内に1000万円切る価格に> 続く...












