ダウが3月中旬以来の1万2000ドル割れ、原油高や銀行めぐる懸念で

2008年 06月 21日 09:58 JST
 

 [ニューヨーク 20日 ロイター] 米国株式市場は急反落。ダウは3月17日以来の1万2000ドル割れとなった。原油価格高、銀行のモーゲージ関連の追加評価損懸念から、投資家の不安が高まった。

 ガソリン価格高の影響を理由に、スタンダード&プアーズ(S&P)が米自動車大手フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)、ゼネラル・モーターズ(GM)GM.N、クライスラーの格付けを引き下げる可能性を明らかにしたことも地合いの悪化に拍車を掛けた。

 GMは6.8%安、フォードは8.1%安となりダウを押し下げた。

 中東の緊張やドル安を背景に原油価格が上昇し、インフレと個人支出への懸念が一段と強まった。

 相場は下落して始まった。メリルリンチのアナリストが、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)、リージョンズ・フィナンシャル(RF.N: 株価, 企業情報, レポート)、サントラスト・バンクス(STI.N: 株価, 企業情報, レポート)、ワコビアWB.Nについて、減配の可能性と追加増資の必要性があるとの見方を示し、銀行株に売りが出た。

 メリルMER.Nが業績予想の下方修正やモーゲージ保有に絡む追加評価損を発表するとのうわさが、メリルと他の投資銀行の株価を押し下げた。メリルの広報担当者はコメントを控えている。メリルは4.6%安となった。

 ダウ工業株30種は220.40ドル(1.83%)安の1万1842.69ドル。

 ナスダック総合指数は55.97ポイント(2.27%)安の2406.09。  続く...

 
 
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