今日の株式見通し=続落、米ダウの1万2000ドル割れ受け売り先行
[東京 23日 ロイター] 市場関係者によると、きょうの東京市場で日経平均は続落する見通し。モノライン(金融保証会社)の格下げや原油高などを嫌気し、20日の米国株式市場でダウが3月17日以来の1万2000ドル割れとなったことを受けて、きょうの国内株式も売り先行となりそうだ。
20日のシカゴ日経平均先物9月限の終値である1万3765円にサヤ寄せする形で始まるとみられている。
日経平均の予想レンジは、1万3700円─1万4000円。
22日に開催された産油国と消費国の緊急会合(サウジアラビア会議)では、サウジアラビアが増産の意向を示したことなどから、23日のグローベックス電子取引の米原油先物相場は1バレル当たり135ドルに下落して始まった。
ただ、サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は22日、年内に増産を行う用意はあるが、供給を増やしただけで最高値に高騰した原油価格が沈静化する可能性は低いと述べており、市場からも「会議の成果としては、具体策に乏しいとの印象。原油価格が落ち着くような効果はない」(大和証券SMBCグローバルプロダクト企画部部長の高橋和宏氏)との声が出ている。「週初でもあり、きょうの国内株式は鈍い動きとなりそうだ」(高橋氏)との見方だ。
一方、「取引時間中にシカゴ日経平均先物終値の水準を割り込まなければ、買い戻しが入る可能性もある」(コスモ証券エクイティ部副部長の清水三津雄氏)との声も出ている。
物色の対象としては、引き続き、太陽電池関連などテーマ株があがっている。「テーマ性だけでなく、業績などで裏づけのあるものが物色される」(国内証券)という。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)
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