FOMCは据え置きの見通し、一段のインフレ懸念示す可能性
[ワシントン 22日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は24─25日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を据え置き、インフレ面で懸念すべき兆候があるとの認識を示す一方で、利上げを急がない姿勢を示すとみられている。
米経済がクレジット危機の最悪期を切り抜け、低金利政策と政府の財政刺激策を背景に景気停滞を乗り越えるとの一部の楽観的な兆しがあるが、原油価格の上昇と軟調な金融市場がこれに影を落としている。
FRBの政策担当者らは25日の声明発表で、インフレについて懸念を表明するとみられるが、目先の利上げが迫っていると示唆することはない見通し。
グローバル・インサイトのエコノミストらは顧客向けノートで「経済成長への下向きリスクが残っていることは間違いないが、インフレに対する上向きリスクも強まっている」と述べた。
FRBは、4月29―30日の前回FOMCを経て、昨年9月中旬以来合計3.25%ポイントの利下げと、金融市場への緊急流動性供給策により、米経済は安定成長を取り戻すとの見方を示している。
FRB当局者らはここ数週間、米経済が深刻なリセッション(景気後退)を回避したとの見方を示した。
同時に、バーナンキFRB議長とコーンFRB副議長の2人は、インフレリスクに対してよりタカ派的な調子の発言を行った。
バーナンキ議長は6月9日、原材料価格の上昇はまだ製品コストや賃金には転嫁されていないとの見方を示したが、その状態が続く保証はないとした。また、インフレ期待が定着する傾向に強く抵抗すると述べた。コーン副議長は、長期インフレ期待の上昇は問題をもたらすとの見方を示した。 続く...













