米FRBが予想通り金利据え置き、一段のインフレ懸念を表明
[ワシントン 25日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は25日、連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.00%に据え置き、一段のインフレ懸念を表明した。
会合後の声明では「成長への下振れリスクは引き続き存在するが、幾分低下したようで、インフレとインフレ期待の上振れリスクは高まった」とした。
決定を受け株価は上昇。債券は当初下落していたが、その後8月利上げの観測が後退したことで値を戻した。
ベル・インベストメント・アドバイザーズの首席投資ストラテジスト、マット・キング氏は「FRBはインフレ対策として、ある時点で利上げを開始する必要が出てくるだろう。(インフレ高進は)リセッション(景気後退)よりもリスクが大きい」と述べた。
FRBは経済について、前回4月29─30日の会合で「弱い」と判断していたが、今回「全般的な経済活動は引き続き拡大している」とした。
据え置きは9対1で決定。フィッシャー米ダラス地区連銀総裁は利上げが好ましいとして反対した。
金利据え置きは、クレジット市場の混乱のなか、経済への下支えとして一連の利下げを開始した2007年9月以降初めて。
金融政策運営をめぐりFRBは難しい舵取りを迫られている。原油や商品(コモディティ)価格の上昇がインフレ全般に波及することが懸念される一方、住宅市場の一段の減速は今後も経済成長の足かせになるとみられている。 続く...












