日銀短観:識者はこうみる
[東京 1日 ロイター] 日銀が発表した6月短観によると、大企業製造業・業況判断指数(DI)はプラス5となり、前回の3月短観から6ポイント悪化した。また、大企業非製造業・業況判断DIはプラス10となり、前回調査から2ポイント悪化した。市場関係者のコメントは以下の通り。
●予想若干上回る、円債は海外イベント意識
<三菱UFJ証券・チーフ債券ストラテジスト 石井純氏>
大企業製造業・業況判断DIがプラス5と市場コンセンサスに比べて若干上回った。景気減速局面にしては、イメージよりは悪くなかった印象だ。設備投資は下振れ。9月予想も悪化傾向をみているが、原材料価格の上昇があるにもかかわらず、足元と同様に悪くみていない印象だ。
円債市場は売りが先行しそうだが、週末にかけて欧州中央銀行(ECB)理事会や6月米雇用統計など海外イベントを控えて動きづらい。
●調査時期と信用不安再燃重なる、株に好材料とならず
<三井住友銀行 市場営業推進部チーフストラテジスト 宇野大介氏>
ヘッドラインDIはほぼ予想の範囲内だが、6月調査を回収した時期に米信用不安が再燃し、グローバルに株価が軟化した。直前に楽観から悲観に変わった企業も少なくないとみており、調査タイミングとしてはあまりよくなかったかもしれない。 続く...












