「景気はさらに減速している」、現状判断を下方修正=7月日銀月報
[東京 16日 ロイター] 日銀は16日公表した7月の金融経済月報で、景気の現状について「エネルギー・原材料価格高の影響などから、さらに減速している」として「さらに」を付け加えて判断を下方修正した。
先行きについても「当面減速が続くものの、その後次第に緩やかな成長経路に復していく」として回復時期が遅れるとの予想を示した。足もとの個人消費の判断は下方修正し、「このところやや伸び悩んでいる」とした。前月までの「底堅い」から変更した。輸出、住宅投資、生産についても前月から下方修正した。短観を受けて企業の景況感も引き続き慎重化しているとした。
前月と同様、「海外経済や国際金融資本市場をめぐる不確実性、エネルギー・原材料価格高の影響などに、引き続き注意する必要がある」とのリスク要因も併記した。
消費者物価指数(除く生鮮食品)についても「経済全体の需給が概ねバランスした状態で推移するもとで、石油製品や食料品の価格上昇などから、当面現状程度ないしそれを幾分上回るプラス幅で推移する」との見通し示した。
今月から実施された情報発信の充実措置に伴い、金融経済月報は金融政策決定会合翌日に公表されることとなった。金融政策決定について政策委員が議論した背景については迅速な公表のために決定内容と同時に文章で示すこととし、執行部がとりまとめた経済・物価の背景資料として月報を翌日公表するとの枠組みに変更された。
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