6月ユーロ圏EU基準CPIは前年比+4.0%、データ算出開始以来最高
[ブリュッセル 16日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が発表した6月のユーロ圏15カ国のEU基準消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇、前年比4.0%上昇となった。
どちらも市場予想通りだったが、前年比のインフレ率は1997年のデータ算出開始以来の最高水準。欧州中央銀行(ECB)は2%未満のインフレ率を目標としている。エコノミストはインフレ率が一段と上昇する可能性があるとみている。
UBSのエコノミスト、スニル・カパディア氏は「われわれは引き続き、夏の間にインフレ率が4.3%前後まで上昇すると予想している。そのピークは8月になる見込みで、食料やエネルギー価格がインフレ率を押し上げる要因になるだろう」と述べた。
ECBは今月、インフレを抑制するため政策金利を25ベーシスポイント引き上げたが、フォルティスのエコノミスト、ニック・カウニス氏は「二次的影響を示す材料が増えているため、ECBは数カ月のうちに再び利上げするだろう」との見方を示した。
6月にはエネルギー価格の上昇率が前月比2.5%、前年比では16%に達した。
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