2011年度の基礎的財政収支、赤字幅が3.9兆円に拡大=民間議員提出資料
[東京 22日 ロイター] 経済財政諮問会議の民間議員が22日夕の諮問会議に提出した参考試算によると、2011年度の国と地方を合わせた基礎的財政収支(プライマリーバランス)の対GDP比は、景気低迷による税収減などから、1月に示された当初試算でのマイナス0.1%から下方修正され同マイナス0.7%となった。
赤字幅は額にして1月時点の7000億円程度から3.9兆円程度に拡大。政府が財政健全化目標として掲げる2011年度のプライマリーバランス黒字化は一段と厳しくなった。
試算は、1月に閣議決定した「進路と戦略」の参考試算を、2008年度経済動向試算、2009年度マクロ経済の想定、2007年度一般会計決算および地方税収決算などを踏まえて修正した。
「基本方針2006」を踏まえて、2007年度─2011年度の5年間で14.3兆円の最大限の歳出削減を行い、かつ、政府が掲げる成長力強化策の政策効果が発揮できる場合でも、黒字達成は厳しく、最大限歳出を削減しても高い成長が実現しないケースや歳出削減幅が5年間で11.4兆円の緩やかな改善の場合には、基礎的財政収支の赤字幅は最悪7.9兆円まで悪化する見通しとなった。
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