米下院が住宅支援法案可決、大統領は拒否権行使しない意向

2008年 07月 24日 08:05 JST
 

 [ワシントン 23日 ロイター] 米下院は23日、本会議で、米政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の支援を含む住宅市場関連法案を可決した。

 ブッシュ大統領は拒否権を行使しない姿勢を示しており、法案成立の可能性が高まった。

 法案への期待感を背景に、両GSEの株式と債券は買いを集めた。

 法案は下院本会議で272対152の賛成多数で可決された。法案は上院に送られ、今週中か来週初めに採決が行われる可能性がある。

 法案はこれまで数カ月にわたって審議されてきたが、6月中旬にGSEの財務に関する懸念が高まったため、調整作業が急がれていた。

 米財務省は10日前、投資家の信頼感回復に向け必要に応じて両GSEの信用供与枠を拡大し、株式を取得するなどの大規模な支援措置を発表した。これらの措置の実施には議会の承認が必要となる。

 両GSEは、12兆ドルにのぼる既発の米モーゲージ債の半分近くを保有・保証しているが、デフォルト(債務不履行)の増加により、過去1年間に巨額の損失を計上している。

 
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