日経平均1万3600円台回復、後場から先物主導で一段高

2008年 07月 24日 16:20 JST
 

[東京 24日 ロイター] 東京株式市場では日経平均が続伸。1万3600円台を回復した。米下院が米政府系住宅金融機関(GSE)支援を含めた住宅支援法案を可決したことで米金融セクターへの懸念が後退し、日経平均は戻りの上値を試す展開になった。

 後場に入り、先物が上値を押さえていた1万3500円を上抜けると日経平均も一段高となり、きょうの高値で大引けた。

 東証1部の騰落は、値上がり1553銘柄に対し値下がり138銘柄、変わらずが33銘柄となった。

 米下院が23日に米政府系住宅金融機関(GSE)支援を含めた住宅支援法案を可決、早期成立がみえてきたことで、「米金融セクターへの不安感が後退した。米国株にはいったん底が入った」(投信)との見方が広がり、みずほフィナンシャルグループ8411など銀行株中心に買われて、日経平均は前場のうちに1万3500円の上値に接近した。

 センチメントの好転に加え、為替が107円後半のドル高/円安で推移したことで、これまで業績不安から値動きの重かったトヨタ自動車7203、キヤノン7751など輸出関連株も動意付き、幅広いセクターに買いが広がった。海外勢のこれまでのリスク資産圧縮の動きが一巡、売りスタンスに変化が出ており、一部には実需の買いも入ってきたとみられることが買い方優位の展開につながっているという。

 キヤノンがきょう発表する決算は、さえない内容になると見込む声が多かったが、株価は堅調に推移。「米金融セクターへの不安を織り込む過程で決算発表への不安も織り込んでしまった」(新光証券エクイティストラテジスト、瀬川剛氏)という。引け後に発表されたキヤノンの6月中間期連結当期利益(SEC基準)は前年比15.9%減だった。

 前場中は日経平均も1万3500円に乗せ切れなかったが、後場に入って流れが変わった。先物が1万3500円を抜けると一気に買い方が勢い付き、これに主導される形で日経平均も上値追いとなった。日経平均先物9月限の商いは前場の3万8476枚に対して後場は7万9844枚と倍以上に膨らんでいる。

 一方、日経平均の上値追いに逆行するように伸び悩んだのが、これまでの相場のけん引役だった銀行株だ。3メガバンクはいずれも後場に入って水準を切り下げ、みずほフィナンシャルグループは下げに転じた。市場では「株価の戻りで塩漬けになっていた信用買いのポジションが買いコストを上回りつつあることから、やれやれの戻り売りが出ている」(準大手証券)との声が聞かれた。株価下落で動きの鈍っていた個人投資家は「ここまでの戻りにはついてきておらず、まずは売りから入って損が出たポジションを解消する必要がある。日経平均が1万4000円水準になると、資源株の戻り売りも出てきそうだ」(準大手証券)という。   続く...

 
 
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2大政党制になったにもかかわらず「与党がだめなら野党に」という仕組みになっていない。それでも野党・自民党の復活を願う声はあるはずである。  ブログ