ホンダが09年3月期営業利益を下方修正、想定以上の原材料高で

2008年 07月 25日 17:25 JST
 

 [東京 25日 ロイター] ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は25日、2009年3月期の営業利益(米国会計基準)予想を下方修正し、従来の6500億円から前年比33.9%減の6300億円に引き下げた。原材料コストが当初の想定より大幅に上昇する。

 ロイターエスティメーツによる主要アナリスト18人の予測平均値6897億円を8.6%下回った。

 ホンダは鋼材など原材料コストの上昇を期初時点で年間740億円と想定していたが、さらに1250億円ほどふくらみそうだという。日本を除く各国で車両価格を値上げするほか、原価改善に取り組むが、吸収しきれない。

 会見した近藤広一副社長は「当初は低めに予測していたが、4月以降の3カ月で大幅な値上げを受けざるを得なかった」と述べた。その上で「これ以上の値上げは認められないが、米国などでは交渉が続いているので注意深く見ていかないといけない」と語った。

 また、先進市場での自動車需要の減速を受け、09年3月期の四輪車の世界販売計画を従来の414万台から408万台に下方修正した。北米を177万台から174万5000台に、欧州を47万台から45万5000台に、アジアを92万台から89万台に修正した。国内は62万台のまま変更しなかった。

 通期の想定為替レートは足元の円安を受け、ドル/円を100円から101円に、ユーロ/円を155円から162円に変更した。

同日発表した08年4―6月期の営業利益(米国会計基準)は前年同期比0.2%減の2213億円だった。本来は計上すべき北米でのインセンティブ約300億円を引き当てなかったため、当初計画よりも上振れたという。通期予想に対する進ちょく率は34%。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト6人の予測平均値1645億円を34.5%上回った。

(ロイターニュース 久保 信博記者)

 
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