米国株式市場が急反発、メリルの見通しで信用懸念後退
[ニューヨーク 29日 ロイター] 米国株式市場は急反発。原油価格の下落するなか主要3指数は終値で2%超上昇した。メリルリンチMER.Nが前日、評価損計上見通しと増資を発表したことで、信用危機が曲がり角を迎えたとの見方が広がった。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが発表した5月の米住宅価格指数で下落率の鈍化が示されたことや、コンファレンス・ボード(CB)が発表した7月の消費者信頼感指数が約半年ぶりに改善されたことなども、相場を支援した。
米原油先物は2%以上下落し、インフレや消費支出に対する懸念を緩和すると共に、小売業者や航空会社など幅広い企業の業績見通しを明るいものにした。航空株指数は11.4%急伸、S&P小売株指数は4.0%上昇した。
メリルリンチは約8%の大幅高。同社は28日遅く、第3・四半期の税引き前評価損が約57億ドルとの見込みを示し、資本増強に向けて85億ドル相当の普通株を発行するとした。
ソラリス・アセット・マネジメントのティム・グリスキー最高投資責任者(CIO)は「これが最後の金融機関の問題だという期待は常にある。一部には巨額の評価損計上という点で終息に向かいつつあるとの見方がある」と述べた。
ダウ工業株30種は266.48ドル(2.39%)高の1万1397.56ドル。
ナスダック総合指数は55.40ポイント(2.45%)高の2319.62。
S&P総合500種指数は28.83ポイント(2.34%)高の1263.20。 続く...













