米株高に連動できない日本株、足を引っ張る決算
[東京 31日 ロイター] 米株の大幅高を受けながら、日本株がさえない。本格化した企業決算が相場の足を引っ張っている格好で、サブプライム問題の影響が小さいことで日本株を買ってきた海外勢の手も引いている。
マクロ的にも国内景気は後退局面入りが確実視され、長期金利は消費者物価と31年ぶりに逆転し、実質マイナスとなっている。
<任天堂が急落、日立や武田は買われる>
31日の株式市場は、米株高を受けて高く始まったものの、任天堂(7974.OS: 株価, ニュース, レポート)が急落するなど決算を受けて一部の主力銘柄が売られ、午前は反落して取引を終え、午後になって日立(6501.T: 株価, ニュース, レポート)や武田(4502.T: 株価, ニュース, レポート)が上昇し、日経平均は小幅高で取引を終えた。
市場では「黒字転換した日立や09年3月期の営業利益見通しを上方修正した武田が買われ、午前中の暗いムードがやや緩和された」(国内証券)との声が出ていた。
ここに来てマーケットを覆っているのは、有力な企業の業績下方修正や上方修正するとみられた企業の見通し据え置きによる失望感だ。この日もコマツ(6301.T: 株価, ニュース, レポート)が5日続落し、任天堂(7974.OS: 株価, ニュース, レポート)も急落した。任天堂が30日に発表した2008年4─6月連結営業利益は、前年同期比31.5%増と好調だったが、通期予想を据え置いたことで失望売りが出た。任天堂が売り込まれたことで、先行きの決算発表に対する警戒感が強まった。
<海外勢が手を引く日本株>
新光証券・エクイティストラテジストの瀬川剛氏は「市場は個別決算の見極めに入っ 続く...












