米FRBが金利据え置き、利上げ急がない意向示唆

2008年 08月 6日 08:10 JST
 

 [ワシントン 5日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は5日の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.00%に据え置いた。据え置きは2回連続。

 経済成長とインフレの両方に懸念を表明し、利上げを急いでいないことを示唆した。

 会合後の声明では「成長への下振れリスクが引き続き存在するが、インフレへ上振れリスクも重大な懸念だ(significant concern)」と表明した。

 前回6月末の声明内容をほぼ踏襲しているものの、前回声明に盛り込まれていた、成長への下振れリスクが「幾分低下したようだ(appeared to have diminished somewhat)」との文言が削除された。

 金利据え置きの決定は10対1で、ダラス地区連銀のフィッシャー総裁が利上げを主張し反対票を投じた。

 声明では、インフレに明確な懸念を表明したものの、このところ原油急落を受けて、前回声明にあった「インフレとインフレ期待の上振れリスクは高まった」との表現を削除した。

 米株式市場は、FOMC声明発表後に一段高の展開となった。ダウ工業株30種は331.62ドル(2.94%)高の1万1615.77ドルで終了。米国債は下落。ドルは声明発表直後に、一時伸び悩む展開となった。

 金利先物市場では、年内の利上げの確率が低下。9月の25べーシスポイント(bp)利上げの確率は前日の34%から28%に低下した。   続く...

 
 
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