米住宅価格、2010年に底入れへ=S&P

2008年 08月 6日 10:11 JST
 

 [ニューヨーク 5日 ロイター] 米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)のチーフエコノミスト、デビッド・ウィス氏は5日、米住宅価格が2010年に底を打つ可能性が高いとのリポートをまとめた。

 リポートは「現時点では、住宅の過剰供給に加え、新規の差し押さえが着実に増えており、住宅価格は引き続き下落している」と指摘。

 「こうした傾向を受け、当社は、格付け対象の米住宅ローン担保証券(RMBS)の監視要件を引き続き修正している」という。

 S&Pは、米財務省が進めているカバードボンドの推進計画や、過去に発行されたモーゲージ証券の一部を再証券化する動き(re-REMIC)が広がっていることに注目している。

 カバードボンドは、住宅ローンなどの資産を担保とする証券で、発行が拡大すれば、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)や連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)など住宅公社の役割が縮小する可能性がある。

 リポートは「こうした動きはすべて、当社が格付けする証券に組み込まれたローンの推定パフォーマンスに影響する可能性がある」と分析している。

 
 
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