日産が先進技術を公開、死角から飛び出す歩行者を運転者に警告
[横須賀市 6日 ロイター] 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)は6日、死角から飛び出してくる歩行者の存在を運転者に事前に知らせるシステムや、大型車にも搭載可能な燃料電池など、安全と環境に関する先進技術を公開した。2─3年をめどに商品化を目指す。
歩行者の存在を知らせるシステムは、今年秋から本格的な実証実験を開始する。携帯電話のGPS(全地球測位システム)を活用し、歩行者と自動車の位置情報をサーバーに送信。自動車の前方に歩行者がいる場合、車内で電子音が鳴って運転者の注意を喚起する。信号機がない住宅街の小さな交差点など、死角が多い場所での活用を想定している。
新たに開発した燃料電池は、水素と空気、冷却水を分離する壁の材質を従来のカーボンから金属に変更。4分の3の大きさに小型化しながらも、発電性能を向上させて出力を1.4倍に高め、大型車への搭載も可能にした。また、触媒の白金の使用量を半減させ、コストを35%削減した。今年末から車両に載せて実験する。
このほか、カーナビゲーションの画面の指示に従えば簡単に縦列駐車ができたり、車線変更の際に後方から近づいてくる車の存在を知らせるシステムなども公開した。日産の山下光彦副社長は「ここ2、3年のうちに商品化する」と語った。
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