JALの4─6月期は統合以来初の営業黒字、通期は据え置き

2008年 08月 7日 14:05 JST
 
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 [東京 7日 ロイター] 日本航空(9205.T: 株価, ニュース, レポート)が7日発表した2008年4―6月期業績は、営業損益が39億円の黒字に転換した(前年同期は85億円の赤字)。4─6月期の営業黒字は、02年10月に日本エアシステムと統合して以来初めて。

 燃油高を先物でカバーしたほか、国際線が堅調だった。

 国際線の旅客収入は前年同期比4.8%増の1804億円だった。中国線は食品安全問題や四川省の地震などで観光需要が低迷したが、ハワイ線や韓国線が好調に推移した。単価はビジネス需要を取り込んだほか、燃料付加運賃(サーチャージ)効果などで同11.2%上昇した。

 一方、国内線の旅客収入は前年同期比1.1%減の1537億円だった。団体客が伸長したものの、個人客が伸び悩み、単価が同0.8%低下した。

 燃油費は、市況が前年同期の1バレル79ドルから141ドルまで高騰したものの、先物でカバーするなどして36億円の増加にとどめた。

 <路線の休止・減便で40億円コスト減>

 09年3月期の営業利益見通しは、前年比44.5%減の500億円で据え置いた。通期予想に対する4─6月期の進ちょく率は7.8%。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト10人の予測平均値402億円を24.1%上回った。

 燃油費は期初想定よりも220億円ほど上振れるとみているが、不採算路線の見直しやその他のコスト削減、燃料サーチャージの値上げで吸収できる見込み。会見した神宮寺勇資金部長は「コスト削減の諸施策を下期から前倒しで取り組む」と語った。

 JALは同日、国際3路線の休止と、国内12路線の休止・4路線の減便を発表した。09年3月期の下半期から実施する。好調路線の増便効果と併せて、09年3月期は約40億円のコスト削減につながるという。

(ロイターニュース 久保 信博記者)

 
 
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