フレディマックが実質債務超過、投資家の見方交錯
[ニューヨーク 6日 ロイター] 米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)は6日、第2・四半期決算を発表し、保有資産を時価ベースで評価すると、56億ドルの実質債務超過になると表明した。
これを受け、一部の投資家の間では、フレディマック株はほぼ無価値となるとの見方が浮上。同社が発行する政府機関債については、米政府が住宅公社支援の意向を鮮明にしているため大きな問題はないが、株式投資はリスクが高いのではないかとの声が出ている。
フレディマックがこの日発表した第2・四半期決算は8億2100万ドルの赤字。赤字幅は予想を上回り、6日のフレディマック株は20%近く急落、6.49ドルで取引を終えた。
ただフレディマックの株式時価総額は依然42億ドルあり、少なくとも一部の市場参加者は、同社株に投資価値があると考えていることになる。
ウエストウッド・キャピタルのマネジングディレクター、ダン・アルパート氏は「投資家は、フレディマックが、景気の回復、住宅市場の回復、公的支援のいずれかが実現するまで、持ちこたえるとみているのだろう」と述べた。
確かに住宅市場は、回復基調にあるとは言えないまでも、底入れに向けた兆しが出ている。5月のケースシラー住宅価格指数は前月比0.9%低下と、前月から低下率が鈍化、予想よりも緩やかな低下にとどまった。
フレディマックの保有資産であるモーゲージ証券についても、多くが売られすぎの状態で、住宅市場の回復に伴い、価格は持ち直すとの見方がある。
ただ、モーゲージ市場の低迷は否定できない。 続く...















