トヨタの4─6月期は39%の営業減益、通期は据え置き

2008年 08月 7日 16:46 JST
 

 [東京 7日 ロイター] トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)が7日発表した2008年4―6月の営業利益(米国会計基準)は前年同期比38.9%減の4125億円だった。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト5人の予測平均値4178億円と同水準。円高や販売台数の減少、原材料費の上昇が影響した。

 同社は日米欧の販売低迷に対応し、日野自動車(7205.T: 株価, ニュース, レポート)とダイハツ工業(7262.T: 株価, ニュース, レポート)を含めた09年3月期の世界販売計画を従来の906万台から874万台に下方修正した。

 北米は277万台から263万台に、日本国内は220万台から217万台に、欧州は139万台から129万台に、アジアは110万台から106万台に下方修正した。ただ、中近東は65万台を変更しなかった。

 09年3月期の営業利益予想は前年比29.5%減の1兆6000億円で据え置いた。年間の販売台数見通しは下方修正したものの、期初想定よりも為替が円安で推移しているほか、原価低減を強化して原材料費の上昇を吸収するという。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト19人の予測平均値1兆6997億円を5.8%下回った。

 09年3月期の想定為替レートはドル/円を期初の100円から105円に、ユーロ/円を155円から161円に変えた。期初は円高が6900億円の営業減益要因になるとみていたが、4100億円に縮小する見込み。

 会見した木下光男副社長は「市場の構造変化に迅速に対応して現在の逆風をチャンスに変えたい」と語った。販売が低迷する北米の自動車市場の見通しについては「来年以降に上向くだろう」とした。また、現在の日本経済について「後退局面に入っていると思う」と語った。

 同社は09年に世界販売1040万台を達成するという目標を掲げていたが、木下副社長は「現在計画を見直しており、2─3週間のうちに答えられると思う」と述べた。

 
 
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