ECB、主要政策金利を予想通り据え置き
[フランクフルト 7日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は7日の理事会で、主要政策金利である定例買いオペの最低応札金利を4.25%に据え置いた。据え置きは市場の予想通りだった。ECBは上限金利(限界貸出金利)と下限金利(中銀預金金利)も、それぞれ5.25%、3.25%に据え置いた。
ロイターがエコノミスト85人を対象に実施した調査では、全員が金利据え置きを予想していた。
トリシェ総裁は経済成長への下振れリスクが顕在化しつつあると指摘。これを受けて市場は年内の利上げを織り込まなくなった。
総裁発言は7月の理事会後に示した金融政策スタンスをほぼ踏襲する内容だった。
将来の金利の動きについては、バイアスや予断を持っていないと述べ、インフレに焦点を当てていることを強調した。ただ、成長に関するコメントは、年内の追加利上げの可能性を事実上排除するものと市場では受けとめられた。
総裁は「ユーロ圏の成長に対する下向きリスクが存在する。前回の理事会の時もそうだったし、数カ月前も同じだった。われわれが入手した情報は、そうしたリスクの表面化を非常に明確に示唆している」と述べた。
一方で、ユーロ圏のインフレについて懸念を表明。「これまで通り、数カ月・数年先のインフレリスクを判断する上で適切な全情報を間違いなく考慮している」と語った。
最近のユーロ圏の指標は相次いでさえない内容を示しているが、総裁は、経済ファンダメンタルズは健全だと強調した。
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