ECB理事会後のトリシェ総裁の発言要旨
[フランクフルト 7日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は7日の理事会で、主要政策金利である定例買いオペの最低応札金利を4.25%に据え置いた。理事会後の記者会見でのトリシェ総裁発言要旨は以下のとおり。
<最新のデータが7月利上げの正当性を裏付け>
本日の理事会で政策金利の据え置きを決定した。前回の理事会以降に発表されたデータは7月の利上げ決定の正当性を一段と示す内容となった。
インフレが前年比で長期にわたり物価安定と一致する水準を上回る付近にとどまる可能性が高く、中期的物価安定へのリスクが上向きであることをデータは裏付けた。
<インフレ>
欧州連合基準の消費者物価指数(HICP)の前年比伸び率は、昨年秋以降、物価安定に沿った水準をかなり上回る状態が続いており、2008年6月に4%、7月に4.1%の伸びとなった。
こうした懸念すべきインフレ率は主として、エネルギー・食品価格の世界的レベルでの急速かつ急激な値上がりによる直接的・間接的影響に起因している。
同時に、労働生産性の伸びが鈍化するなか、ここ数四半期、労働コストの伸びが上昇する徴候が一部見られる。 続く...












