陸上男子110m障害で波乱、地元期待の劉翔が棄権

2008年 08月 18日 14:53 JST
 

 [北京 18日 ロイター] 北京五輪は18日、陸上の男子110メートル障害の1次予選を行ったが、地元期待の劉翔(25)が棄権するという波乱があった。アテネ五輪の金メダリスト劉翔は足の不調が懸念されており、結局1回も走らずに北京五輪を去る格好となった。

 今大会で中国国民の期待を最も集めていた劉翔だが、明らかに調子は万全でなく、痛みに顔をしかめながらレース会場を引き上げた。

 劉翔はフライングがあったスタートで前のめりに数歩つまずく格好となったが、右ももの負傷の影響であることはほぼ間違いないと思われる。

 劉翔のコーチは17日、アキレス腱の炎症について言及していたが、今回の棄権は5月31日のリーボック・グランプリ(GP)を欠場する原因となった右脚ハムストリングの負傷再発の可能性が高いとみられる。

 今大会では、自身が持っていた従来の世界記録を6月の大会で更新したダイロン・ロブレス(キューバ)との直接対決が注目されていた。

 上海出身の劉翔は小学校4年のときに走り高跳びを始め、16歳になってから100メートル障害に転向。アテネ五輪では12秒91の当時世界タイ記録で優勝し、中国の陸上男子として史上初の五輪金メダルを獲得していた。

 
 
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