ファニーメイ・フレディマックと「デカップリング」する米株市場
[ニューヨーク 20日 ロイター] 20日のニューヨーク市場では、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の株価が20%以上下落したにもかかわらず、市場全体は上昇した。
このような「デカップリング」現象が起きたのは今年になって初めてだが、アナリストの間では、これは驚くべき現象ではなく、今後は日常茶飯事になるとの見方が出ている。
ファニーメイとフレディマックをめぐる懸念は18日、19日の両日は市場全体を押し下げたが、20日には市場全体にとっては悪材料視されなくなった。
実際のところ、20日には両銘柄を除く金融株が上昇。一部のアナリストは、両社の救済策が住宅およびモーゲージ市場の安定につながるとの期待がその背景にあるとみている。
関係筋によると、米財務省とフレディマックの幹部は20日、同社の状況や信用危機を乗り切る対策について協議した。
スタンダード・ライフのシニアトレーダー、ステファン・バルテ氏は「私の見方では、(ファニーメイとフレディマックの問題は)織り込まれたようだ。すでにタオルが投げ入れられ、両社は国有化されると誰もが思っている」と述べた。
ファニーメイとフレディマックをめぐっては、バロンズ紙が週末、政府当局者にとっては両社を国有化する以外に選択肢がなくなる可能性があると伝えて以来、不安感が急速に高まっていた。
ノース・スター・インベストメント・マネジメントの最高投資責任者、エリック・クビイ氏は「正しいかどうかはともかく、ファニーメイとフレディマックの普通株は価値がないというのが一般的な見方になっているようだ」として、「株価はすでに売り込まれており、もはや6ドルだろうが4ドルだろうが大差ないところまできた。それは基本的にオプション価格にすぎず、株式投資家は両社の株に見切りをつけたことを示している」と指摘した。 続く...
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