自民党総裁選への立候補、何も考えていない=与謝野担当相

2008年 09月 2日 12:43 JST
 

 [東京 2日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は2日の閣議後会見で、福田康夫首相の突然の辞任表明を受けて近く行われる自民党総裁選への出馬について「私自身は何も考えていない」と述べた。衆議院議員に初当選してから「一度も考えたことはない。今もそういう状況が続いている」とも語り、出馬に否定的な考えを示した。 

 <麻生幹事長、財政健全化目標年度先送り発言は軌道修正> 

 最有力とみられる麻生太郎自民幹事長については「立派な総裁候補者であると思う」と評価。麻生幹事長が一時、基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化の目標年度先送りに言及していたことに関しては「麻生幹事長も若干の軌道修正をしていると思う。(発言は)先送りできないかとの疑問符付きの発言で、今は(先送り)できないとわかっておられる」と述べ、財政健全化のスタンスは堅持されているとの見方を示した。

 そのうえで新しい首相には(1)財政再建の道筋をつける、(2)社会保障制度を持続可能にする。そのための国民的理解を得る、(3)原油高などへの激変緩和措置の実行、(4)国際競争力強化、(5)食料自給率50%を目指す──ことなどを期待するとした。 

 <放り出したのではなく、内閣の寿命> 

 首相の辞任表明については「相当びっくりした」としながらも「一晩明けてみると危機感があって、淡々と受け止めてやっていかなければならない。平らな気持ちになっている」との心境を語った。また、局面展開で国政の進展を狙った福田首相の辞意表明に理解を示した。

 政権放棄との批判には「内閣は生き物と一緒で、ある日パタッと命がなくなることがありえる。放り出すというより、内閣としての寿命がきたと私は思う」と弁護した。

 新しい総理総裁でも国会のねじれ現象は変わらず国会運営の厳しさは変わらないが、与謝野担当相は「民主党次第だ。(民主党が)どんな話にも応じない古典的な抵抗政党の政治手法をとっている限り、政治はこう着状態に陥る」と述べ野党の動きをけん制した。   続く...

 
 
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