緊急インタビュー:商品から債券に資金シフト、株は素通り=立花証券
[東京 5日 ロイター] 立花証券執行役員の平野憲一氏は、ロイターの緊急株式インタビュー「株価下げ止まり、反転の条件は何か」で、世界的な景気減速があらためて意識され信用収縮から流動性が急減しているなか、マネーは商品から債券にシフトし株式が素通りされていると指摘した。そのうえで、日米欧など主要国による協調政策が必要、と述べた。
インタビューの要旨は以下の通り。
―― 足元のマネーの流れをどうみているか
「マネーのニーズが減っている。世界的な景気減速があらためて意識され、信用収縮から流動性が急減しているなか、投資家のリスク許容度が極端に低くなっている。商品投資顧問業者(CTA)を含むヘッジファンドが商品を売って債券に資金シフトをする過程で、株式が素通りされている状態だ」
「株価は景気サイクルに半年程度先行するはずなのに、米国株が足元で一段と低下していることが気がかりだ。これは、景気の底打ちをまだ確認できていないことを示唆している」
―― 投資家の動向はどうなっているか
「投資家にとって売り材料が揃っている。ファンドでは新たな解約に備えての換金売りを迫られる一方、個人投資家などは追証の発生で身動きがとれない」
「3月安価(3月17日の終値で1万1787円51銭)をつけたときと比較して、投資家の懐具合が厳しいという点が懸念される。3月は現在と比べて、流動性が潤沢だった」 続く...
好決算でも足元の株価は慎重
好決算を株価が織り込むタイミングは、地合いが落ち着いてからとの見方が出ている。 記事の全文














