8月米失業率は6.1%へ大幅上昇、5年ぶりの水準

2008年 09月 6日 08:15 JST
 

 [ワシントン 5日 ロイター] 米労働省が5日発表した8月の雇用統計は、失業率が6.1%と予想外の大幅上昇となり、約5年ぶりの水準を記録した。非農業部門雇用者数は8万4000人減と8カ月連続で減少した。

 ロイターがまとめたアナリスト予想では、非農業部門雇用者数は7万5000人減だった。 

 7月の雇用者数は前回の5万1000人減から6万人減へ、6月も5万1000人減から10万人減へそれぞれ修正された。

 今回の雇用統計は景気の減速を示唆しており、米連邦準備理事会(FRB)は長期間金利を低水準に維持せざるを得ないとの見方がアナリストから出ている。

 ワコビア証券のシニアエコノミスト、ゲーリー・セイヤー氏は「景気は明らかに悪化している。世界規模で景気の鈍化が見られることから、FRBがインフレに焦点を当てることの根拠が薄れ、景気回復に焦点を当てることの動機が強まっている」と述べた。

 労働省によれば、8月の失業率は2003年9月以来の水準。アナリストの予想は5.7%と7月から横ばいとなっていた。

 野村証券インターナショナルのチーフエコノミスト、デビッド・レスラー氏は「景気後退初期の典型的な雇用減少が見られる」と指摘した。

 大半の業種で雇用者数が大幅に減少。製造業では約6万1000人と03年半ば以来の水準となった。建設は8000人、専門職は5万3000人、レジャー・接客は4000人の減少。  続く...

 
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