10日発表のリーマン再建策、日本の金融機関の関与ない=関係筋

2008年 09月 10日 14:48 JST
 

 [東京 10日 ロイター] 米証券大手のリーマン・ブラザーズLEH.Nが10日午後8時半(日本時間)に発表する経営再建策「主要戦略イニシアチブ」に、日本の大手金融機関は関与しないことがわかった。複数の関係筋がロイターに対して明らかにした。

 複数の銀行関係者によると、リーマンは今年に入り、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)など日本の大手銀行グループなどに対して増資の引き受けを打診してきた。しかし、各グループとも「どれくらい損失がかさむか分からない状態で手の出しようがない」(銀行幹部)などとして応じていない。金融庁幹部も「リーマンが発表する今回の再建戦略に、日本の金融機関が関与することはない」と述べた。

 日本の金融機関にとって投資銀行業務の拡大は課題だが「今の段階では出資するより、人を引き抜いた方が安上がり」(別の銀行幹部)という見方もある。

 リーマンは米東部時間10日午前7時半(日本時間同日午後8時半)の第3・四半期業績発表と同時に、「主要戦略イニシアチブ」として経営再建策も発表する。

 
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