主要中銀の協調ドル流動性対策:識者はこうみる
[東京 18日 ロイター] 世界の主要6中央銀行が18日、各国・地域の短期金融市場にドル資金を追加供給する新たな流動性対策を打ち出した。高水準にある市場金利を引き下げ、流動性のボトルネックを取り除くのが目的だ。
同流動性対策に関する識者の見方は以下の通り。
●市場心理改善に一定の効果
<ロイヤルバンク・オブ・スコットランド銀行 ヘッドオブFXストラテジー 山本雅文氏>
実際に今回のドル供給策が、具体的にどの程度の効果を上げるかは、動き始めて見なければ分からない。市場にドルが足りなかったのは事実で、各国中銀が協調して追加的なドル供給に踏み切ったとのアナウンスメント効果は期待できる。流動性問題の悪化を避けるべく、中央銀行が9月末までにできる対策を取ったということだろう。今回の金融システム問題が根本的に解決するわけではないが、悪化の続いていた市場センチメントの緩和にはつながる。発表後の為替市場は円売りに反応した。
●信用不安の払しょくに疑問
<三菱UFJ証券・シニア債券ストラテジスト 長谷川治美氏>
主要中銀は協調して流動性対策を発表した。世界の金融市場でドル短期金利の急騰を抑えることが狙いとみられ、米金融不安、クレジットスプレッド拡大を止めることができれば、債券にとって売り材料だ。 続く...













