日経平均が急反発、みずほFGはストップ高

2008年 09月 19日 16:24 JST
 

[東京 19日 ロイター] 東京株式市場では、日経平均が急反発。400円を超える上昇となり、1万1900円台を回復した。米国で金融問題の打開に向けた取り組みが本格化したことを受けて、期待感からの買いが先行した。

 海外勢などが銀行株を中心に買いを入れ、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)はストップ高となった。

 東証1部の騰落は値上がり1186銘柄に対し値下がり479銘柄、変わらずが54銘柄だった。

 サブプライム問題を発端とする米欧金融機関の苦境打開に向け、日米欧の6中銀がドル供給で協調して資金繰り支援を行うことに加え、米国ではポールソン財務長官主導で整理信託公社(RTC)型の不良債権処理機関の設立構想が浮上。海外報道が米政府がディストレスト資産を買い入れる権限を議会に求めるとの方針やマネー・マーケット・ファンド(MMF)に対し預金保険型の保護制度を導入する可能性を伝えたことも市場の期待感を強めた。ポールソン財務長官とバーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長は週末にかけて議会指導者との協議を重ねる見通しだ。

 マーケット規制についても、米証券取引委員会(SEC)のコックス委員長が早ければ19日にも空売り規制について追加発表を行うことを明らかにしており、危機打開に向けた緊急対応が多方面で進んでいる。市場では「これまで本格的な対応を渋っていた米関係当局が、事態打開に向けて本腰を入れ始めた」(投信)と受け止められた。

 中国が株式市場対策を打ち出したこともあり、18日はアジア株も大幅高。朝方は105円台だったドルは、米国の対応が相次いで市場に伝わったことで後場終盤には107円台まで上昇したことも、東京市場を支援した。

 海外勢が朝方から銀行株を中心に買いを入れ、これに短期筋の買いも加わって3メガバンクはそろって10%を超える大幅高。みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)はストップ高をつけた。トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)、新日本製鉄(5401.T: 株価, ニュース, レポート)、キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)、三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)といった主力株も軒並み急騰し、東証1部売買代金は2兆7670億円に膨らんだ。先物買いが強まったことも日経平均を押し上げ、1万1900円台回復につながった。

 ただ、1万1900円台では上値が重くなり、後場は上値でのもみあいが続いた。1万2000円が視野に入ってきたため、飛び石連休を控えた週末とあって上値には慎重な動きになった。「RTCなどはまだ具体的に決まっておらず、期待先行の側面がある。ボラティリティが出ているため短期筋が動き出しており、期待はずれなら下げるのも早い」(準大手証券)との声が聞かれた。  続く...

 
 
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