来週の金融市場、不安対応策の効果を点検
[東京 19日 ロイター] 来週の金融市場は、欧米の金融再編を注視し、金融不安への対応策の効果を点検しながらの取引となりそうだ。米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(LEHMQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)破たんショック以降、米政府や主要中銀などによる対応策で、市場の懸念はいったん緩和方向に向かいつつある。
このため、株式市場では強含み、外為市場では円買い一服の展開が予想されている。しかし、懸念は払しょくしきれないことからリスク資産圧縮を巻き戻す動きは鈍く、金融不安が高まれば再び波乱となりそうだ。世界的な景気悪化の流れは変わりなく、安全資産の国債への潜在ニーズが見込まれている。
<マクロ関係>
●22日に自民党総裁選、24日に新首相が誕生へ
自民党は22日に党大会に代わる両院議員総会を開き、総裁選の投開票を行う。10日の告示以降、候補者5人が各地で論戦を繰り広げてきたが、麻生太郎幹事長が優勢な展開に変化はない。新総裁は24日に招集される臨時国会で福田康夫首相の後継首相に指名される見通しだ。与党内からは、総裁選・新内閣発足の勢いを駆って早期の衆院解散・総選挙を指摘する声もあり、解散時期が焦点になる。
●野田日銀審議委員が釧路で講演・会見
25日に日銀の野田審議委員が釧路で開かれる金融経済懇談会に出席する。講演では最近の米金融機関問題を踏まえて国際金融市場の動向や景気・物価見通しなどに言及すると見られる。10月の展望リポートを控えて、今後の景気下振れリスクへの認識が注目される。また日銀は主要中央銀行との協調行動としてドル資金供給オペに参加することになったが、米欧金融機関への公的資金投入問題や金融市場の今後の展開に対する日銀の対応についての発言も期待される。
<マーケット関係> 続く...















