日経平均が大幅続落:識者はこうみる
[東京 30日 ロイター] 寄り付きの東京株式市場で日経平均は大幅続落、前日比500円を超える下落となっている。米下院で金融安定化法案が否決されたことや欧州に金融不安が飛び火したことで、世界的な同時株安が生じている。市場関係者のコメントは以下の通り。
●試練の日、「負の連鎖」止める対策必要
<三菱UFJ証券 投資情報部長 藤戸 則弘氏>
試練の日になる。ドル安も進んでおり、欧州、米国、東京、アジアとそれぞれの市場で「負の連鎖」が続く可能性がある。米金融安定化法案がこれで消えてしまったわけではなく何らかの修正が加わって再可決される可能性はあるが、米下院の再召集は10月2日。それまでに各国当局から何も対策が出なければ「負の連鎖」が続くおそれがあるだろう。
米連邦準備理事会(FRB)と各国中央銀行が連携して資金供給を実施しているが、過去最高水準に上昇しているボラティリティー(VIX)指数などをみると、協調利下げなどマーケットに対する直接的なメッセージが必要だろう。
●9月18日の安値を割り込む可能性
<立花証券 執行役員 平野憲一氏>
米金融安定化法案の否決を受けて米株が急落し、29日のシカゴ日経平均先物終値が1万1215円まで下落していることから、きょうの日経平均は9月18日の取引時間中の安値1万1301円46銭を割り込む可能性は十分にある。金融問題はヨーロッパへの飛び火も鮮明となり、市場はこれも織り込みに行くだろう。 続く...





















