FRB、景気悪化と金融混乱拡大で追加利下げ検討へ

2008年 10月 2日 15:11 JST
 

 [東京 2日 ロイター] ウォールストリート・ジャーナル紙は、金融安定化法案が上院で可決されたが、連邦準備理事会(FRB)は景気見通しの悪化と金融混乱の拡大に直面するなか、一段の利下げを検討すると報じた。

 報道ではインフレ懸念があるため、実際に利下げするかどうかは不確かだが、信用危機が金融システムに影響し経済指標が確実に悪化しており、景気後退(リセッション)懸念が高まっているとしている。

 報道では、1日に発表された9月の米自動車販売や供給管理協会(ISM)製造業景気指数の悪化などを挙げ、深刻なリセッションリスクに陥るテールリスク(可能性は低いが起こると影響は甚大となる)が高まったとしている。今年初めに、FRB当局者はこのような脅威は解消したと考えていたという。

 金融安定化法案が可決されるまでは利下げされないだろうとし、FRBは同法施行の影響を見極めると報じている。

 WSJ紙は背景となる状況説明に終始しており、FRB筋の発言の引用など、利下げ検討を直接裏付けるような点は報じていない。

 
 
Photo
写真

2大政党制になったにもかかわらず「与党がだめなら野党に」という仕組みになっていない。それでも野党・自民党の復活を願う声はあるはずである。  ブログ