米大統領選、共和党がネガティブキャンペーンを展開
[コスタメサ(米カリフォルニア州) 4日 ロイター] 米共和党のサラ・ペイリン副大統領候補(アラスカ州知事)は4日、民主党のバラク・オバマ大統領候補(上院議員)が「テロリストと陰でつながっている」と非難し、選挙戦術をネガティブキャンペーン強化へと転換した。
11月4日の投票日が約1カ月後に迫り、重要かつ接戦となっている州でオバマ候補が優位に立つ中、共和党のジョン・マケイン大統領候補(上院議員)は、オバマ候補の判断力に攻撃の的を絞ることに力を注いでおり、ペイリン候補の発言は、そうした努力を反映する格好となった。オバマ候補は同発言を「泥仕合の選挙」と退けている。
ペイリン氏の発言は、オバマ候補はうそつきであるとマケイン陣営が主張したすぐ後に続いた。また、両大統領候補が米連邦議会に対し、金融市場の信用回復のため、7000億ドルの金融安定化法案を通すように党を超えた協力を呼びかけた数日後のことだった。
遊説先のカリフォルニア州カールソンで数千人の支援者を前に、ペイリン氏は「本気で立ち向かわなければならないときがある。今がその時だ」と語りかけた。
また、先にコロラド州イングルウッドで行われた資金調達のイベントでは、オバマ氏について「われわれの相手は、米国をとても不完全な国と見ているようだ。自分の国を攻撃するかもしれないテロリストと陰でつながるのに十分なほど不完全だととらえているようだ」と話した。
ペイリン氏のこの発言は、4日付ニューヨークタイムズの記事を引き合いに出したもの。同記事では、ベトナム戦争時代の過激派組織ウェザー・アンダーグラウンドの元メンバーであるビル・エアーズ氏とオバマ候補の関係を検証。ニューヨークタイムズは、現在はイリノイ大学シカゴ校で教授をしているエアーズ氏とオバマ候補は親しくないとの結論を示している。
カリフォルニア州コスタメサで支持者から200万ドルを集めたペイリン候補は、マケイン候補とともに「国民により積極的に(選挙での)選択肢について伝え始める」と述べた。
共和党陣営が強いトーンを打ち出してきているのは、マケイン候補が選挙戦のテーマを経済から離そうと苦戦しているのと重なる。経済問題は、オバマ候補が2004年の大統領選で共和党が勝利した重要な州でリードを奪うのを助けている。 続く...












