Mスタンレーへの出資は予定通り、当局の認可待ち=三菱UFJ
[東京 8日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)の広報担当者は8日、米モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)に対する90億ドルの出資作業は順調に進んでいると強調した。
現在、モルガンスタンレーが業務を展開している各国金融当局の承認を待っている段階としている。
三菱UFJはすでに米連邦準備理事会(FRB)から6日に承認を得ており、規定に基づいて5日間の待機期間に入っている。これとは別にモルガンが業務を展開している世界の金融当局から個別に承認を得る必要があり、「作業は順調に進んでいる」(広報担当者)としている。三菱UFJとモルガンは、増資計画について9月22日に正式発表したが、実際の払込日は規制当局の承認を得てからだとして、明らかにしていなかった。FRBの待機期間を考慮すると、払込日は早くても13日以降になる見通し。
三菱UFJが出資計画を取りやめる可能性もあるとの懸念から、モルガン・スタンレーの株価は7日の取引時間中に前営業日終値比40%弱下落した。しかし規制当局から承認を得たとの発表を受けいくぶん持ち直し、約25%安で引けた。モルガン・スタンレーのスポークスマン、マーク・レイク氏は7日、「連邦準備理事会(FRB)の規定に基づく5日間の承認後の待機期間を経て、三菱UFJとの契約は直ちに発効する」と述べた。
またモルガン・スタンレーは7日、8月31日時点の中核的自己資本比率(Tier1)が15.5%以上であったと予測されると発表した。三菱UFJから受ける予定の出資が含まれているが、8月末以降の総資産の目減りは反映していない。また、総資産は8月末時点の9870億ドルから現在は9000億ドル以下に減少したと発表した。
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