米株市場はダウが8日続落、世界景気後退懸念で

2008年 10月 11日 07:25 JST
 

 [ニューヨーク 10日 ロイター] 米国株式市場は、ダウとS&Pが8日続落となった。一方ナスダックは終盤にかけハイテク株中心に買いが入り、プラス圏で引けた。値動きが激しく、ダウの変動幅は1000ドルに達した。出来高は今年の平均の2倍以上となった。

 モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)とゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)は、ムーディーズによる格下げの可能性が嫌気され売り優勢となり、モルガンは22.2%安、ゴールドマンは12.4%安で引けた。

 世界的な需要減退観測から米原油先物は一時78ドルを割り込み1年1カ月ぶり安値をつけた。これを受けエネルギー株が軟調となり、エクソンモービル(XOM.N: 株価, 企業情報, レポート)は8.3%安、シェブロン(CVX.N: 株価, 企業情報, レポート)は9.6%安で引けた。S&Pエネルギー指数は8.1%安。

 ダウ工業株30種は128.00ドル(1.49%)安の8451.19ドル。ナスダック総合指数は4.39ポイント(0.27%)高の1649.51。S&P総合500種は10.70ポイント(1.18%)安の

899.22。

 週足ではダウとS&Pが18%安、ナスダックが15.3%安となった。

 ドイツ銀行のプライベート・ウェルス・マネジメント米株式部門代表のオーエン・フィッツパトリック氏は「売りの理由はバリュエーションではなく、インフレや金利上昇観測でもない。資金を調達するための売りだ」との見方を示した。

 投資家の不安心理を映すシカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー(VIX)指数は過去最高を更新した。

 
 
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