東芝、米サンディスクから半導体設備一部買収を検討=関係筋
[東京 19日 ロイター] 東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)と米半導体大手サンディスク(SNDK.O: 株価, 企業情報, レポート)が共同運営する三重県の工場内の生産設備について、東芝が一部の買収を検討していることが18日、わかった。
関係筋がロイターに明らかにした。買収額は1000億円超になると見られる。
サンディスクに対し韓国のサムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)が買収提案したことを受け、自社陣営からの生産能力・技術の流出抑制を図る狙いがあるとみられる。ただ、東芝の半導体事業は市況悪化を受け低迷しており、巨額投資を最終決断するかどうかは不透明な部分が残されている。
携帯電話などの記録媒体として使われるNAND型フラッシュメモリーの重要技術を持つサンディスクと東芝は、1999年に提携。三重県の同メモリー工場は、東芝が建設し、折半出資によって設備増強を進めてきた。設備の半分をサンディスクが保有しており、東芝がその一部を買収する案を軸に、検討を進める方向。
サンディスクに対しては、東芝と競合する韓国のサムスン電子が買収を提案したが、サンディスクはこれを拒否。ただ、サムスンがTOB(株式公開買い付け)を押し進める可能性があり、東芝による対抗措置が注目されていた。
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