日銀、31日の決定会合で利下げ含め検討=関係筋
[東京 29日 ロイター] 関係筋によると、日銀は31日に開催する金融政策決定会合で、利下げも含めて検討する方向になった。最近の急速な株安や円高の進展で、景気の下振れ懸念が高まってきたため。
ただ、28日の日本や米国の株価が大幅に反発するなど市場の振幅が大きいため、31日までの市場動向を見極め、最終的に判断する。
日銀内には、ドル/円が一時、90円台まで急落し、日経平均が7000円をいったん割り込む動きは、これまでの想定を超えて急激であり、企業収益の悪化や消費者マインドの悪化を通じて、景気を下押し圧力を高めているとの見方が広がっている。
ただ、無担保コール翌日物の誘導水準は0.5%と低く、緩和効果が強いため、この先の景気動向によっては利下げによってかえって景気の振幅が大きくなるという副作用があることも日銀内では認識されている。
このため最近の金融市場の混乱が、景気の先行きにどのような影響を与えるのかを見極めて最終判断するとみられる。
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