米経済は9・10月と急激に減速=アトランタ連銀総裁

2008年 11月 8日 12:03 JST
 
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 [パームビーチ(米フロリダ州) 7日 ロイター] 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は7日、米連邦準備理事会(FRB)による強力な金融政策について、すぐには米経済のリセッション(景気後退)の進行を防ぐことはできないだろうと述べ、さらなる大胆な措置が必要となる可能性を示唆した。

 ロックハート総裁は、昼食会の講演原稿で「今はためらう時ではない」とし、「米経済は9、10月に急激に減速したように見える。問題は今や広範囲にわたっている」とした。

 また、FRBの実施した措置が効果を発揮する前に必要な2つの条件があるとし、「住宅価格が下げ止まり債務不履行(デフォルト)や住宅差し押さえ件数の増加が止まる必要がある。2つめは金融システムのレバレッジ解消が自然な経過をたどることだ」と述べた。

 同総裁は、米経済がすでにリセッション入りしているとの見方を示し、第4・四半期の米国内総生産(GDP)伸び率(年率換算)について、第3・四半期の前期比0.3%減よりも急激に悪化するとの見通しを示した。

 また「少なくとも2009年上期まで(経済の)かなりの弱さを予想する」とし、この弱さが雇用状況を悪化させ、失業者がさらに増加するとの見方を示した。

 インフレへの懸念については「米経済全体に広がっている弱さを受け、インフレ圧力は減少しているように見える」と述べた。

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 11月7日、米アトランタ地区連銀のロックハート総裁はFRBの金融政策について、さらなる措置が必要となる可能性を示唆。ニューヨークの路上で10月13日撮影(2008年 ロイター/Shannon Stapleton)
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