ダウ平均反落、経済や企業の業績見通しめぐる懸念が圧迫
[ニューヨーク 10日 ロイター] 米国株式市場は反落。一時は中国の景気刺激策を好感して上昇する場面もあったが、厳しい経済状況の中、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)から金融大手ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)まで幅広い企業の業績見通しをめぐる懸念が高まった。
ダウ工業株30種は73.27ドル(0.82%)安の8870.54ドル。
ナスダック総合指数は30.66ポイント(1.86%)安の1616.74。
S&P総合500種は11.78ポイント(1.27%)安の919.21。
バークレイズ・キャピタルのアナリストは、ゴールドマン・サックスの第4・四半期(9―11月)決算が、株式市場の急落により、上場来初の赤字になるとの見通しを示した。これを受けて、金融株が下げを主導した。ゴールドマンは8.5%下落。
ダウ銘柄のGMは62年ぶり安値水準をつけた。ドイツ銀行が、GMの目標株価をゼロに引き下げたほか、複数の証券会社が、GMと同業他社の手元資金が急速に減少していると警告したことが嫌気された。
スワースモア・グループのポートフォリオマネジャー、カート・ブラナー氏は「市場はひどい状況だ。明日になれば終わるものではない。時間がかかるだろう」と述べ、「ゴールドマンの決算に関するうわさやGMについてのアナリストのコメントなど、きょうはネガティブな企業ニュースが多かった。投資家は依然として神経を尖らせている」と指摘した。
米政府による保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N: 株価, 企業情報, レポート)の救済策の規模が1500億ドルに拡大したことも金融セクターを圧迫した。 続く...
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